いつまでも同じ立場で同じ業務をしていることにモチベーションを失った

これまでのキャリア

42歳 男性 精神科6年半、老年期1年3ヶ月、行政9年半、スポーツ2年の後、別の仕事へ転職

 

いつまでも同じ立場で同じ業務をしていることにモチベーションを失った

医療現場でのキャリアパスが見えず、いつまでも同じ職位で同じ職務を行うことにモチベーションを見出だせなくなったため。医療現場から行政機関に転じたのは、元来から医療政策や医療行政に志向があり、デスクワークへの憧れもあったため。現在は医療職そのものに限界を感じ、税務職(国家公務員)に転職している。

 

医療現場から行政へ。それでもしっくり来ずさらに転職

大学卒業後、民間病院に就職したが、元々医療現場より医療行政や医療政策、医療経営に興味があったので、約6年半の勤務後、行政に転職した。その後、行政機関に9年半勤務したが、公務員としてのキャリアパスの選択肢のなさや専門職としての積み上げのなさに疑問を感じて、一旦地方都市の公的病院に転職するが、久々に戻った臨床現場の実状にやりがいが見出だせず、再度転職。

転職先は防衛省であり、医療職技官としての採用だった。アスリートのサポートやケア及び作業療法士としてメンタル面のフォローを行う業務はやりがいがあったものの、組織の特性上業務を造り上げていく構造になっていなかったことから医療職そのものの限界を感じることとなり退職。現在は作業療法士ではなく、税務職として国税庁に転職し勤務している。

 

公務員は自由度が乏しい面もある

給与は最終的には大幅に上がり、満足している。また、民間医療機関に比べて国家公務員・地方公務員は福利厚生が手厚く、休暇消化率も高い。ワークライフバランスが非常に優れているので、労働条件としては転職して不満な点はほぼない。ただ公務は特性上、仕事のやりがいという点や自由度は乏しいところもある。

 

常に業界の市場推移にアンテナを張り巡らせておくことが重要

常にハローワークのインターネットサービスサイトをチェックし、転職情報を把握するとともに、リハビリ職やコメディカル職全体の市場価値の動向や推移に関するアンテナを張り巡らせることが重要と考えます。
また、医療職限定の求人サービスに登録するだけではなく、総合職や一般職の求人サービスにも登録し、求人動向を概観することで見えてくる情報もあると思います。

 

職業は異なるが経験は生かせている

このまま国家公務員(税務職)として勤務を続けていきたいと考えています。全く医療とは関係のない職に見えますが、心理学や精神医学の知識や患者へのカウンセリング技術及び医療経営や医療経済の知識は現在の職である税務調査にも大いに役立っています。

 

常に自分の立ち位置を俯瞰し把握しておくことがキャリアップにつながる

最初の数年は臨床現場でみっちりトレーニングを積む事が必要とは思いますが、対患者だけの狭い視点ではなく、リハビリが現在の保健医療福祉業界で果たしている経済的・政策的位置付けを意識しながら働くことが将来のキャリアアップに繋がると思います。
はっきり言って、臨床に留まり続けてもリハビリ職の経済的な見通しは明るくないと考えます。それでも臨床が大好きで、一生そこで勤め上げる気持ちがあるならそれで一向に構わないと思いますが、私のように医療人である以前に社会人であるという志向があるのであれば、少しでも新たな付加価値を社会人としてどう持てるかにキャリアアップの可否がかかってくると思います。

 

 

 

 

 

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